日本料理展示会

 

月刊誌の「1月号」
展示会が東京築地の社団法人日本料理研究会にて
行われました。

今回のテーマは「玉子」
鶏卵でも魚卵でも玉子が主役になる料理を4品展示。

一月号の取材でしたので、季節に合った素材・演出を
組み合わせシンプルで実用的に仕上げました。
献立作成の想いを取材。

赤カブを桂剥きしお正月らしく紅白に仕上げました。
赤カブでコマに見立てたを器、「香箱蟹の内子と大和芋の叩き」
花穂を添えて新春の奏でを祝う一品。

金箔の器を使用しましたので、

ストロボの調整が悪く、模造紙を巻いての撮影。

途中、こんなハプニングもありました。

2品目は「皮蛋胡麻寄せ」
来年は蛇年なので皮蛋(ピータン)で蛇の目をイメージしました。
向こう山は早川牛蒡の唐揚、巣篭もりの中の藁をイメージしています。

社団法人日本料理研究会とは、
昭和5年に設立され、日本料理会の情報発信源として日本料理に
関する調査研究、伝統的料理技術の管理、技法、伝承及び研鑽に
努めることにより、国民の食生活向上に寄与することを目的としております。
同様の機関の中では最古の機関です。

「〆玉子」
白魚、本三つ葉

「撮影を終えて」
食材の味をより美しくすることは、時季に採れる気候にあった素材を活かし
自然の状態で調理すること。
自然の状態とは、食材固有の優れた味や香りを引き出し、素材の持ち
味を出すことを尊重することです。
自然の法則と常に向かい合い、風情のあるお客様の心に叶う料理を
今後の課題にしていきたいと思います。
ありがとうございました。


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