長野市柳町働く女性の家にて、秋の和食料理を学びました。
総勢24名の生徒が集まり、魚をおろしたり、新物の松茸を使い
炊き込みご飯、味付けなどを指導。
講師は、当店料理長 宮沢先生 助手 土屋先生 補助 中島先生
1テーブル4人1組の班に分かれ、それぞれに米を研いだり、野菜を切ったり
下準備が始まります。
秋のやさしいお魚料理
新さんまの叩き【木の葉作り】
材料(1人前)
新さんま 1/2本
薬味
万能葱 適量
おろし生姜 適量
大葉 1枚
茗荷 1ケ
調理工程
1、さんまのうろこを包丁にて こそげとり、
頭、内臓、尾を取り出し水洗いとします。
2、魚の表面をタオルにてよくふき取り、
頭から尾にむかって、包丁を入れさばきます。
(常に骨の上に包丁がのっていることを意識しな
がら包丁を上下に大きく動かす。調理工程は実習
をしながら詳しく説明いたします。)
3、腹骨を掻き、皮を引きます。
4、皮面を上にし、身を4つに包丁します。
重ねあわせ木の葉に見立てます。
5、お皿に盛り付け、薬味を添えます。
材料
さんま 1サク(半身)
A長ネギ1/5本 B生姜、にんにく(各小匙1弱)
大葉1枚 わさび少々
味噌 小匙1/2 胡麻油小匙1/2
調理工程
1、長ネギ、ミョウガをみじん切りにします。
2、さんまは、包丁で叩きやすい大きさにぶつ切りし
、更によく叩きます。
A、Bに味噌を加え粘りが出るまでたたきます。
3、大葉を敷き盛付けます。お好みでわさびを添え、
お醤油にて共します。
※玉子と片栗粉を足すとさんま
の摘み入れ(つみれ)汁になります。
※なめろうとは
漁師料理で鮮度の良い刺身を包丁でよく叩き
生姜やネギなどの薬味を加えたもので、あまり
の美味しさに皿までなめてしまうことからその
名がつくようになりました。酒の肴にも
使われます。
今回はさんまでしたが、イワシ、マグロでも
好まれます。
「炊き込みご飯」
松茸ご飯 4人前
材料 松茸ご飯(4人前)
米 3合
松茸 100g
鳥肉 100g
笹がき牛蒡 30g
人参千切り 適量
油揚げ 1/3枚
鶏肉下味用調味料
酒 大匙1/2
醤油 大匙1/2
ご飯用調味料
だし 3合
酒 大匙2
醤油 大匙2
塩 小匙1/3
調理工程
1、ごはん用の調味料を合わせます。
2、米を研ぎザルに上げます。
(研ぎ方は工程にて説明)
3、鶏肉を親指の爪くらいの大きさに切り
下味をつけます。油揚げは油抜きをし、
千切りに。人参は皮を剥き、縦に細く切り
千切りに。笹がき牛蒡は鉛筆を削るように
回しながら細切りに。
4、米を入れ、出汁をはり、火の入りにくい
牛蒡、鶏肉の順に材料をいれ、炊き込みます。