常に季節に目を向け、草花の開花や、寒暖の差などが
教えてくれる天然食材の旬の時期をつづった日記をつける
事を欠かさない。
「お客様を喜ばせるために、引き出しは沢山あった方がいい」
昨年の山菜日記をもとに、今日は、信州新町へ・・・
長野市西部や小川村など、西山地域の住民有志「西山淡竹会」
今月、同会が整備した竹林で
竹の子の収穫体験をする
「たけのこ狩り」を開きます。
6月11日水曜日の、信濃毎日新聞にも掲載されました。
「地域で大切にされてきた味に親しんでもらいたい、
これがきっかけで、小さなお子様から大人まで、
自然界の本物の素材とふれあい、時季のものを
時季に味わってもらいたい」
これが料理人の醍醐味でもあります。
自ら野山に分け入り、わらび、たけのこ、きのこなど
四季折々の素材を採取する。
こちらのタケノコは、丁度いい太さ。
こちらは、大きくなった竹を細かく撹拌し、
有機物を微生物によって完全に分解して堆肥にする。
この肥料を使い、菜園が生かされます。
例えば、竹の堆肥をトマトの根の周りに敷き、
土壌改良剤に使うと竹由来の乳酸菌がリーダー的な存在となり、
土中の微生物を活性化し、有害微生物を抑制し、有用微生物との
善関係を作る効果があります。
乳酸菌があることで、肥料、堆肥の分解が促進され、野菜が栄養分を吸収
しやすくなります。
野菜、果物には少なからず硝酸態チッソというものが含まれています。
これは、食べた時の苦味として感じられますが、実は発がん性
物質といわれています。
硝酸態チッソが減ると、野菜本来の甘みや旨味が増えます。
野菜は、硝酸を作物体内でアミノ酸、タンパク質、核酸等に還元します。
人は野菜を食べ、アミノ酸に再分解し、タンパク質等に再合成します。
長野市西部信州新町、七二会地区のたけのこ(淡竹)
明日、きれいに整備した竹林で竹の子狩りイベント
お気軽にご参加ください!
場所 新町の道の駅に9時集合
日時 6月14日、15日、21日、22日
持ち物 おにぎり ごはん
(料理教室あり)
費用 大人1.500円 (お土産代竹の子2キロ)込み
中学生未満は無料
申込 西山淡竹会事務局
FAX026-262-2627
問い合わせ
080-5063-1881戸谷
淡竹のタケノコが広く自生している西山地域では、
郷土の味として親しまれており、たけのこ汁や
天ぷらにして味わいます。
