中国福建省 日本料理店オープン 監修、指導へ


                   
この度、平成27年9月19日オープン予定、
9月12日~16日までレセプションとして、
現地中国人スタッフに、日本料理の伝統的
技術から最新の調理技術まで、人材育成と
調理監修、アドバイザーとして力を注ぐ。


中国といえば、消費期限切れの食品使用事件や化学薬品
の多用など、中国食品が危険という陰のイメージが流れ
ている。その中で、安心・安全な食と衛生管理の徹底指導と
いう難しさがあったが、12年前の中国福建省アモイにて
日本料理店、監修・指導の経験を生かし取り組む。


現在、世界中で和食はブームである。ヘルシーで
健康的イメージがあることや、無形文化遺産に
登録されたことも大きい。しかし、海外で言われ
ている和食や寿司の中には、間違いだらけのもの
も多い。


日本料理の未来は次代の世界料理を動かすはず…
日本料理の真の姿を国内はもちろん、海外に発信
したい想いの中、真の日本料理を指導する。


言葉の問題や食材の手配、水質の悪さなど困難も
あるが、水は加熱処理、低温調理や低温殺菌にて
調理。


次亜塩素酸やピコラックスにて殺菌処理を
して取り組む。


又、衛生面に関する情報が不足しているようで、
その点も指導し知識を習得しオープンに全力を注ぐ。


過去に、何度も現地に向い、中国調理技術者には、
魚のさばき方や出汁の配合など、正しい日本料理
の技術を伝授し、接客サービス指導には、配膳、
頭の下げ方、歩き方、電話の応対・おもてなしの
心も伝えた。


今回の取り組みは、中国人で現地きのこ工場
(長野より栽培方法を研究)社長の黄社長氏
からの依頼。赤坂・料亭松葉屋での料理長時代、
お客様として紹介して頂き、12年前に中国で
黄氏の店「日本料理 雅子」の監修・指導した
事をきっかけに、現在も調理アドバイザーを務める。


新規オープンの店は240席の大型店舗、
商業都市の中にある。お客様のターゲット
は観光客というよりは、地元の中国人。
日本人監修の日本料理店を通して、町が
活気づき、正しい日本料理が世界に広ま
る一つの活動として努めるつもりだ。


 


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