つくつく法師にうろこ雲・・・
立秋が過ぎ、秋の気配さえ感じられない
というのが実感ではないでしょうか。
日が落ちると、心にしみ入るように、
虫の声が透明な響きを感じさせてくれています。
処暑の始まりは、綿の実がはじけて、
ふんわりとした綿花が咲きそろってくる時期。
空気が澄みきってくると、いよいよ秋の実りの時を迎えます。
夏の雲と秋の雲が同居している空の下、赤とんぼが舞い、
流星群がきらきら輝いている光景が目に浮かびます。
肌では感じられなくても、流れる雲が秋風の到来を
教えてくれるようです。
本日も、新たな気持ちで、精進して参りたいと思います。