「松前」は昆布を使った料理に冠することばで「松前漬け」
「松前蒸し」「松前焼き」などがあります。
江戸時代に、昆布が北海道の松前藩から送られてきたところから、
「松前」が「昆布」の代名詞となりました。
伝統料理・松前漬け
最近はスーパーなどに切り刻んだものが市販されています。
このほうが、失敗のない松前漬けが誰でも簡単に作ることが出来ます。
人参は、松代産の長人参
割り干し大根は、自家製のものを使用
水に少量の酢をいれて一昼夜戻します。
数の子は、薄い塩水(呼び塩)にて塩を抜きます。
何回かに分けて、繰り返し水を取り替えます。
全ての準備が出来たところで、合わせ出汁を入れます。
毎日かき混ぜ、2~3日ぐらいで仕上がります。
スルメと昆布の旨味が程よく引き出され、昆布のぬめり、スルメと数の子の
歯ごたえが心地よい食感を織りなす珍味です。
酒の肴にもご飯の友としても良く合います。
チャレンジしてみてください。
材料
切り昆布 200グラム
切りスルメ 200グラム
ほたて干貝柱 8~10個
数の子 600グラム
干し大根 300グラム
人参千切り 適量
柚子の皮 適量
出汁醤油の割合
水 4カップ
醤油 4カップ
味醂 3カップ
酒 3カップ
合わせ鍋にてひと煮立ちさせる。
