おせち料理講座
平成23年12月
今回は、スーパーなどで簡単に購入できる食材を集め
気軽に楽しく作れるおせち料理をご紹介いたします。
中部勤労青少年ホームにて
伊達巻デザート風
食材 玉子4ケ はんぺん50g
砂糖大匙3 牛乳大匙2
りんごジャム大匙2 大和芋50g
りんごジュース100%大匙3 ブランデー小匙2
溶かしバター大匙1 ※味醂大匙1(のりしろ用)
調理工程
1、玉子から溶かしバターまでの材料をミキサーにかけます
。(大和芋はおろしがねにておろし、バターは電子レンジ等
で溶かしておきます)
2、フライパンにクッキングシートを敷き1、で合せた
材料を流しいれます。全て入れ終わったところで火を弱火
にし、じっくり焼きます。7~8分後ひっくり返し反対側
を焼きます。
3、巻きすに取り、味醂(のりしろ用)を塗ります。色の
濃いほうを内側にし隙間が空かないように詰めながら巻き
ます。両端を輪ゴムで止め冷蔵庫であら熱を取ります。
切り口断面。お皿に盛付けるときは“のの字”で盛り
付けします。
栗金団 4~5人前
食材 栗の甘露煮 400グラム 調味料
さつま芋 500グラム 砂糖 200グラム
味醂 大匙3
くちなしの実 5ヶ 塩 少々
焼みょうばん 酒 大匙3
栗の甘露煮の蜜
1カップ
はちみつ
大匙3
① さつま芋の皮を剥き、1センチ幅に包丁し、みょうばん
水にて灰汁抜きをします。
② 分量のさつま芋を入れ、かぶるくらいの水とくちなし
(叩いたもの)を加え、茹でます。
③ 裏ごしにかけます。
少しずつゆっくり手前に引きます。
砂糖にかたまりがある場合は、一緒に分量の砂糖を裏ご
しましょう。
(かたまりがあるまま練りあげると、だまだまになりや
すく焦げ付きやすい為)
④ 熱いうちに砂糖と混ぜ合わせます。更に、栗の蜜をいれ火に掛けよく
練り上げます。砂糖が十分に溶け合ってとろりとするまで練りこみます。
⑤ 栗を加え、はちみつ、塩、酒を加え、味醂にて照りだしをします。
かたを崩さないように練り上げます。冷めるといくらか硬くなるので、加減しながら練り上げます。
※栗の変わりに林檎を入れてもよいでしょう。
※火加減は中火に、煮詰まりかけたところで、最後に味醂を加えるとよく照りがのり、見た目がきれいに仕上がります。
※砂糖の量を控えめにし、蜂蜜やりんごジャムを加え、自然な味に仕上げるのもポイントのひとつです。
※当店の栗金団
職人技
鍋返し
栗を入れたら宮島(しゃもじ)を鍋に入れられません。
栗が割れたら、縁起も悪く商品にはなりません。
鍋を回し栗を芋の衣に絡めます。
重さは約8キロぐらいはありますか・・
鍋を回します。
紅芋金団にも挑戦。
焦げる直前、焦げつく限界を感で読み取り感じながら
仕上げに入ります。
お雑煮 (4~5人前)
食材 調味料
切り餅 4~5ケ 水 1500cc
鶏肉もも 100g 塩 小匙1(弱)
しめじ 1/2パック 薄口醤油 大匙1
三つ葉又は芹(あれば七草)10g 味醂 大匙1
かまぼこ 7mm厚 (または鳴門巻き) 酒 大匙1
大根 適量 本だし 小匙1(弱)
柚子 少々
※4人分だと少なすぎて作りづらいかもしれません。
だしは多めに作っておき冷蔵庫に保存しておくと良いです。
①ゆずは少しだけ千切りにします。
②かまぼこは7mmぐらいの厚さに切ります。
とても楽しく勉強になりました。ありがとうございました。人を喜ばせたいという気持ちが、お料理や見せ方にも表現されていて、素敵です。仕事ばかりしていて、料理を作る時間がないのですが、今年は、感謝の気持ちを込めて、両親におせち料理を作りたいと思います。
お雑煮今年の年末に作ってみたいと思います。