人生をマラソンランナーに例えると、42.195キロの長―い競技の
途中には、大きな川や崩れかけた崖、今にも切れそうな解れた古綱、
何度も苦戦しながらも一歩一歩ゴールを目指します。
身近な知人や友人、それ以外の人でも、改めて今を振り返れば、人事には
思えないくらい親近感が湧いてくるような。
今の自分も、反省することは沢山あります。
それぞれ、自らの
レベルにあわせ、追い越されては追い抜き、転がり、乗り越えようと
苦戦しながらも、自分のペースで走り続けます。
夢への挑戦や、人生の中での競争は、失敗や挫折はつきものです。
ですが一度の失敗で以降の人生を不幸にしてしまうことは、生涯最大
の失敗になってしまいます。
失敗を幸せに変えられれば、そこにはまた、広―くて大きなスタート
ラインが用意されています。
日々勉強であり、努力を重ねても重ねても先に進めない事も当然ありますね。
「挫折」の経験が多いほど自分に身につく
ものは大きいはず。
仕事、お酒、失恋、就職、家族、人間関係・・
多かれ少なかれ、人生には必ず失敗はつきものです。
失敗をしないように対処することも、大切です。
しかし、ひとつ
の失敗を避けられたとしても、別の機会に思いがけず遭遇してしまう
のが世の常なのではないでしょうか。
大切なのは失敗しないように予防線を張るのでは
なく、失敗したときにどう対処し、その後の人生にどう生かしていく
のかが大事です。
失敗はいわば、自分の本当の強さが試される機会
の場でもあるような気がします。
失敗、挫折、は多ければ多いほど身につくものも大きい。
目標、挑戦に失敗はつきもの。競争には当然負けることもある。
鉄は熱いうちに打てというように、打たれて打たれて磨きがかかる。
失敗の道は、成功した人も同じに歩んだ道。
悲しくても辛くても仕方がない。今は我慢するしかない。
辛い、悔しい感情は、時間が解決をしてくれる。これで人生が終るわけではない。
今後どうするかが大事。
過去に挑戦した事、目標を持った事、継続して努力し続けた事に誇りを持つ。
失敗を分析し、生かし、次に役立てる。これは、その為のいい機会だ。
今は、自分が成長するために、誰かが与えてくれた試練の道。
身近で感じたり、聞いたり、観たり、人の事でも自分のように
感じ、悩む事がしばしばあります。
少し前は、あまり気にしなかったのですが・・
「人の振り観て、わが身を直せ」
来年の龍年に向けて、背を向けることが出来ない一歩だと感じています。