大河ドラマ「天地人」のゆかりの地として注目されている上越市。
ある年代以上の人にとっては「上越」というより「直江津」といったほうが
しっくりくるかもしれません。
本日は、店の常連様と同行し、タイ、ヒラメ釣りに初挑戦いたしました。
直江津港に注ぐ保倉川を遡って出港。
午後3時、風が強く、波も高かったため、船上は振り子状態。
それでも竿を下ろし、コマセを撒きます。
魚を寄せ、まずはタイ狙い。
白波があちらこちらで立ち、エサを針につけるのがやっとなぐらいの
激しい揺れ。
私は、1時間もしないうちに、船酔い・・
竿に当たりが・・
タイゲット!
1キロ位のマダイ。
次々にヒット。
又もやタイ。
私の竿には、全く当たりがなし・・
コマセを撒くと、カモメが寄ってきて邪魔をします!!
お隣は、そんな間にブリがあがります。
それでも何とか、タイをゲット。
一番小さいサイズのもの、私が釣ったハナダイ。
波は治まらずに、陽が落ちます。
沖から見る夜景に黄昏ながら、次の狙いはヒラメ。
おとりのアジを狙います。
船長が釣り上げた大ヒラメ。
かなりの大きさです。
ゴマフグが上がります。
今回ヒラメにはご縁がありませんでしたが、船長にヒラメを
頂きました。
「美味求心」と書かれた包丁。
本日初卸しの「柳刃包丁」を使い、
若手が魚を捌きます。
「美味求心」(びみきゅうしん)は、日本初の食を主題とした書。
木下謙次郎が大正14年1月に発表した随筆。
私も若いときに、憧れた随筆でもあります。
鍛冶屋職人に、無理して頼んで作っていただきました。
若手が、「美味しい味をお客様に届けたい」
気もちを込めて調理にはいります。
切れ心地は抜群、一段と気合が入ります。
ハナタイの姿作り。
今夜のお客様へ。
マダイは、お祝いのお料理に使われます。
どれも新鮮で、身が透き通り食欲をそそがせます。
機会があれば、この時期にもう一度、チャレンジしてみたいと思います。
ペットの沢がにも、タイの味に絶賛していました。
