電気に頼り過ぎない食生活の知恵を、今こそ取り戻していただきたい!
「節電・節ガス講演会」が、長野市の柳町働く女性の家にて行われました。
「飽食の時代」と久しくいわれてきました。
しかし、そんな暮らしには限りがあることを、今回の地震と
その後の混乱が私たちに気づかせてくれました。
一人ひとりが節電を心がける必要が出来たわけですが、
キッチンでの節電という意味は、24時間休みなく稼働している
冷蔵庫の存在が何よりも大きいと言えます。
長時間の保温機能を使う電気炊飯器も、今一度見直してみたいものです。
今回のこの講演を機会に、火を使ってご飯を炊く術を身につけて
ほしいとの想いで極簡単でシンプルな調理法を説明いたしました。
★袋炊きのご飯
材料(2~4人前)
米・・・・・2合
水・・・・・2合
①米を洗いザルにとります。水気が切れたら、
やや大きめの袋に米を入れ、同量の水を加えます。
(15分浸透させます)
②土鍋に水を肩まで入れ①をいれて、沸騰する
手前約90度になったら20分火にかけます。
(この時、中蓋と鍋蓋を2枚使うように)
③20分たったところで、お湯からだし、
箸で全体を混ぜながら蒸らします。口を開き
、軽く濡れた布やタオルをかぶせ蒸らします。
(15分)
★土鍋、鍋での炊きたてご飯(5人前)
材料 米 水
① 米3合を水洗いします。一番最初に洗った
米のとぎ汁は他の鍋に入れ取っておきましょう。
② 鍋に米3合、水3合と大匙2を入れ中火に
かけます。火加減はやや強め。お米は沸騰
するまでの間に約8分間は最低煮ます。
沸騰してきたら火を弱め火を付けてから
15分から20分程で火を止めます。
③ 10分少々蒸らし全体をよく混ぜます。
※お米のとぎ汁を鍋に入れ煮詰め、
ドロドロになるまで詰めます。
そこに先程のご飯を入れ鮭フレークを
お好みで入れます。
お米が柔らかくなったら自家製離乳食のできあがり。
お米のとぎ汁だけではなく、うどんやそばの
ゆで汁を煮詰めた後、茹でたうどんや麺類を
細かく切って煮詰めた汁に入れ、再度柔らかく
して食す事も可能です。
★さば缶みぞれポン酢(3人前)
材料 サバ缶1缶 大根おろし1/4本
市販のポン酢 かつお節
★韓国風辛うま豆腐
材料 ザーサイ缶1/2缶 おぼろ豆腐1丁 キムチ少々
葱の笹打ち1/2本 かつお節 海苔
胡麻油60CC 醤油大匙2強
① 豆腐の水気を切ります。葱は笹切りとし
水に放します。
ザーザイはあらみじん切りにします。
② 大きめのお碗型のうつわに、おぼろ豆腐を入れ
ザーサイ、キムチ、葱の笹打ちの順に盛り付けをします。
豆腐の周りから醤油をかけます。
③ 60CCの胡麻油を熱々で熱し、葱の上全体
にかけます。
その上に、かつお節、切り海苔をのせ完成。
葱やキムチを全体に絡めて頂きます。
★胡瓜と茗荷との茄子の塩もみ しらす添え
材料 胡瓜1本 茗荷3本 茄子1本 ほじそ
しらすお好みで 塩、こぶ茶
① 胡瓜は厚めの小口切りに切ります。
茗荷は笹切りに切ります。
茄子は、小口切りにします。
② それぞれをボールに入れ、塩、こぶ茶にて
味を整えお好みでしらすをいれます。
③ 食べる前にひじそ、レモンをかけて供します。
塩やこぶ茶がない場合は、浅漬けの素に
レモン汁でもよいでしょう。
★叩き胡瓜と信州産塩いか
材料 胡瓜 塩丸いか 大葉
A)塩丸いかは、薄い塩水(呼び塩)にて塩を抜きます。
塩を抜いた塩水を使って・・
① 大葉はみじん切りにします。胡瓜は天地を
落とし、すりこぎ棒にて叩きます。
胡瓜にひびが入るくらい。
② ビニール袋に胡瓜、、大葉、塩丸いか、
を入れ、A)を加えます。
足りない調味料、醤油、味醂を加え味を整えます。
お好みで黒酢やカボスを入れてもいいですね。
カステラを使って簡単ドルチェ
生クリームに、マスカルーネが入ります。
ごく普通のカステラ
ブルーべリーを添えて、出来上がり
お皿に飾るとこんな感じ
レストランのドルチェのような・・
今が旬、採れたて根曲がり竹と缶詰
サバを使って
昨日、お客様からいただきました貴重な根曲がり竹
黒姫産です。かなり極太!!
わらびも入ります
電気やガスに頼り過ぎない食生活の知恵を
、今こそ取りもでしていただきたいと
願っております。
初デビューの助手を務めたSさん。
最初は緊張気味でしたが、いつもの業務のように
手際よく迅速に調理が出来ました。
「皆様、貴重なお時間を、ありがとうございました!!」