第118回「現代日本料理六人展」夏の会席料理開催


東京都日本調理技能士会・全国日本調理技能士会連合会主催の
現代日本料理六人展が、東京港区のキッコーマン食品1階のKCCホール
にて行われました。

今回、この栄誉ある大会に出場できたこと、驚きと同時に、
これまで私を育てくださった親方や先輩、ご来店いただきましたお客様の
ご愛顧の賜りだと深く理解しております。

今後も日本料理悠善の料理をさらに磨きをかけていくよう
スタッフ一同日々、精進してまいります。
これからも当店への変わらぬご愛顧、何卒よろしくお願い申し上げます。

先付け

瀧川更科羹 

火取り干子                    
生順菜                    
彦星南瓜                    
織姫長芋雲丹焼き             
パプリカオイル漬け              



笹の葉ズッキーニ


酢の物


寄せ赤貝                   





糸南瓜               
白疣胡瓜                   
水前寺海苔                                   
黄身酢                    


                
             
 



前菜 
雛鳥岩石葛掛け              
筏アスパラ               
鮎笹寿司                 
木の葉生姜                   
沢蟹木賊揚げ                  
根曲がり筍伏見
漬け
醍醐葛水織巻き            
牛タン冷製諏訪湖花火飾り     
水玉茄子     


お椀


鮎の澄まし味噌船場               
絹漉し焼豆腐                  
短冊独活                    
口 蓼の葉                    



   
 


造里「蛇籠盛り」 


 岩魚紙塩〆                   


妻種々                       
山葵漬け                     
香り煎り酒                    






焼物


信州産サフォーク香草焼き   
ねずみ大根 
茗荷竹                 
アスパラ酢  
                    



 


冷やし鉢
信州サーモン                   
高原レタス                   
小玉葱                    
白アスパラ                  
蛇の目人参                  


畑占地茸                 
オクラ 
味噌麹つゆ  
 



亡き師匠が口ぐせのように、常々私に告げてた言葉。
「伝統の料理法を次の世代に伝えるのは、私たちの
大切な責務だ。しかし、それとお客様が喜ぶ料理とは別物。
技巧に溺れ酔いしれて、職人の
自己満足にひたることなく、
素直に周囲の声に耳を傾け、与えられた条件の中で
最大限の結果を出せるように努力を重ねていきなさい」



 


修行時代を、懐かしく思います。
温故知新という言葉のように、古き(日本料理)を温め、
大切にし、新しき伝統を守りつつ、時代にあった料理を
追及し、更に風情のあるお客様の心に叶う料理を一生
の仕事にしたいと思います。



   


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